受診者照会(受診内容の照会)について
今回は各保険証の会社や会社の第三機関から送られてくることがある受信者照会について書いていきます
管轄である厚生労働省によると
不正の疑いのある施術や多部位、長期、頻度が高い傾向があるなどの施術について、実際に施術 を受けているかや外傷によるものかを確認するためのものである。 したがって、被保険者等への照会については、本来の目的である不正の疑いのある施術等に ついての被保険者等への確認のために実施するものとし、受診の抑制を目的とするような実施 方法は厳に慎まれたい。
と書いてあるように受信者照会とは接骨院、整骨院が本当に正しく保険の請求をしているかどうかを確認するための書類です
以前にも書きましたが私たち柔道整復師が保険を使って治療・応急手当することができるのは骨折 脱臼 打撲 捻挫 挫傷(肉離れ)のみです
筋肉の凝り 張り 日頃の疲れ 慢性的なもの等には保険を使っての治療などをすることができません
そしてこの受信者照会ですが、2~3ヵ月遅いと半年以上前の治療歴について聞いてくることがあります
治療した場所は覚えてるけど理由があいまいになってしまってたり左右どちらだったか忘れてしまったり悪くした日付なんか覚えてない!などなど このようなことはもちろんよくあります
適当に書いてしまうと患者さんと整骨院での言い分が全く違う!!これはおかしい!!ということになってしまいます
とてもめんどくさくてお手数をおかけすることになりますが、ちゃんとカルテに怪我をした理由や日付を記載してあるのでわからなくなってしまった場合は電話で問い合わせていただくか、整骨院まで足を運んでください
しっかりと対応いたしますのでご安心を
まだまだこれから寒くなっていきます 転んでしまって骨を折った 脱臼したという方も何人か来院されているので気を付けてくださいね