怪我をしたら温める?冷やす?
今回は怪我をした時に温めた方がいいの?冷やした方がいいの?とよく聞かれますが必ず最初は【冷やす】ようにしてください
それではなぜ冷やさなければならないのかを 突き指をしてしまった場合で説明してみましょう
● ボールやどこかに指をぶつけてしまった時関節にとても大きな負荷がかかり靱帯や腱、毛細血管などを損傷してしまいその結果内出血や炎症を起こして腫れて、怪我をしたところに熱をもってきます
内出血や炎症が長引いてしまうと怪我の治りが悪く、後々のひどい場合は後遺症が残ってしまうこともあります それを防止するためにいち早く冷やして内出血と炎症を最低限に抑えてあげることが早期治癒のために重要になってくるということです
さてここで一つご紹介 知っている方もかなり多いと思いますが、RICEという怪我をした時の応急処置の鉄則があります
Rest レスト=安静、ケガしたところを動かさないこと Ice アイス=冷却、氷で冷やすこと Compression コンプレッション=圧迫、包帯などで圧迫すること Elevation エレベーション=挙上、ケガしたところを心臓より高い位置に保つこと
怪我をした部位や程度によってはこの方法が必ずしも当てはまるというわけではありませんが日常やスポーツの怪我の大半には当てはまると思います
怪我をした時どうしたらいいかわからないという方はとりあえずRICE(安静 冷却 圧迫 挙上)と覚えといていただければ応急処置としてとても適切な対応ができますのでぜひ覚えてみてください