骨折・脱臼
- 吉田整骨院
- 2017年12月7日
- 読了時間: 2分
いよいよ今年もあと24日ですね
最近、寒さも厳しくなり布団から出ることも大変になってしまいました。いざ布団から出てみても体がこわばってしまい布団の縁に足を引っかけたり、いつもなら引っかからない段差に躓いてしまったりして転んだ際に手を衝いて骨折や脱臼をしてしまったなんて言う方が多くなりました。
もしそのようになってしまったときの簡単な対処法をあげてみようと思います
骨折をしてしまったときは雑誌や硬いもの(定規、ラップの芯など)を添え木にして包帯、タオルなどで固定した後腕を吊ってあげてください
腕の場合画像のような感じ(学習ノートとタオルを使って固定してみました)

肩や肘の脱臼、鎖骨の骨折の場合は(足を単独で脱臼することはほぼほぼないので腕や手の場合)三角巾や大き目のバスタオルなどで吊ってあげてください
・三角巾がない時
長めのタオルを用意 対角線できつく結んであげてください

こんな感じ

できた輪っかに首と手を通して完成

端に出てる余った部分は内側に押し込んでいただくときれいに見えます
腕を釣る時の正しい位置は怪我をした場所によって変わりますが大体肘が直角に曲がるくらいで大丈夫です
ではなぜ腕を吊るのでしょうか?
それは、手をぶらーんと下げたままにしていると
骨折している場合→折れた部分の出血が止まりにくく患部に負担がかかり骨がくっつくのに余計時間がかかってしまう
脱臼している場合→外れた部分の出血が止まりにくく患部にかかる負担も大きく治るのに時間がかかってしまう
という理由などがあるからです
あくまで緊急の処置になるのでいち早く専門医に診てもらってくださいね
年末年始と休診するところも多くなりますが、緊急時は対応いたしますのでお気軽にお問い合わせください。
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