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関節をポキポキ鳴らす

  • 吉田整骨院
  • 2017年6月15日
  • 読了時間: 3分

 まず初めに、関節を鳴らすことが癖になっている方は今すぐにでもやめましょう

 手の指を引っ張ったり伸ばしたり、首を横に傾けたり、足首や膝をぐるぐる回したりして関節がポキっと鳴らすのを習慣としている方はとても多いと思います。接骨院・整骨院・整体などで行っている関節の矯正でもポキっと鳴らすことはありますが骨の位置を元に戻してあげたる過程でポキっと鳴ってしまうので、鳴らすことが目的ではありません。

 なぜ関節が鳴るのかということですが、関節を伸ばしたり曲げたりした際に関節の中の液体(関節液)の内圧の差によって気泡が生まれてそれが弾ける音ではないかと言われています。

関節のつくり

※ネットから拾ってきた画像になりますが上の画像が主な関節のつくりです

 「指の関節鳴らしていたら太くなる」という話も聞いたことがあると思います。

それは

・ポキっと鳴らす衝撃によって骨が刺激されてその骨が成長していく場合

・指を鳴らすことで炎症を起こしてしまいそれが慢性化し、骨が変形していく場合

の二点だと考えています。

 関節を鳴らすことが習慣になっている方で「いつもはこの動きで鳴るけどなかなか鳴らないな」ということはありませんか?

 その時に指であれば、強く引っ張ってみたり少し左右に捻ったり余計に曲げたり伸ばしたり首の場合勢いをつけて曲げてみたりしてようやくポキっと鳴って「あーすっきりした」なんて時があると思います。

これはとても危険です。

 関節にかかる負担はとても大きくいつの間にか炎症を起こしてしまったり、筋をおかしくしてしまうこともあります。(指であれば関節炎(突き指)、首ならむち打ちのようになることも)

 首を鳴らすことで肩や背中回りが楽になるのは鳴らすときの動きで筋肉が伸ばされ、ポキっという音の衝撃で筋肉が多少刺激されて楽になりますがまた少し経つと鳴らしたくなってしまう→ポキポキ鳴らす…という習慣がついてしまい一日に何度も鳴らしてしまいます。

 その結果関節への負担その周りの筋肉など軟部組織への負担が大きくなり炎症が起きて悪化し、筋肉が固くなりよけい関節を鳴らしたくなってしまうという悪循環が形成されます。

鳴らす習慣がある方は、鳴らしたくなったらその部分のストレッチ

・指膝足首なら軽い曲げ伸ばし

・首なら前後左右に首周りの筋肉が伸びてるなーくらいでゆっくり首を倒したり、肩のストレッチ

をしてみてください。鳴らさなくてもスッキリするはずです

 まずは鳴らす習慣を無くすことから始めてみましょう

痛みや腫れ違和感がある方は治療が必要な場合がありますので一度ご相談ください。

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