坐骨神経痛
- 吉田整骨院
- 2016年8月19日
- 読了時間: 2分
今回は坐骨神経痛についてです。
坐骨神経痛とは何らかの理由でお尻のあたりにある梨状筋という筋肉の周りで炎症を起こしてしまい、坐骨神経を圧迫されるためその部分より末端に向かって痺れ・痛み・感覚障害を起こしてしまう症状をいいます。

上の画像を見ていただくとわかるのですが坐骨神経(黄色い線)は、梨状筋と上双子筋の間を通って大腿の後ろ側~下腿に向かって走行しています。坐骨神経痛が厄介であるところは、治療が遅れれば遅れるほど脚の筋肉が失われていってしまうこと、ひどくなると時間問わず痛みが続いてしまう、痺れや感覚障害のせいで脚が上がりにくくなってしまい転びやすくなってしまう、というようなことが起きてしまいます。

なぜこのような不便な神経の走行になってしまうのかというと上の画像を見ていただくとわかります。腰から来た神経が骨盤の間の穴(大坐骨孔)を通ってお尻に向かい脚の後ろ側へと向かう走行になっているからです。
その神経の走行のどこかで負傷部分があり炎症を起こしていたり、神経を圧迫していたりすると坐骨神経痛を引き起こします。
温泉に行っても、注射をしても、痛み止めを飲んでもなかなか良くならないのは根本的な部分での治療がされていないということです。早めの適切な治療・治癒をすることで日常生活での不便や再発することも少なくなるので、放っておかずしっかりと治していきましょう。
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